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2023.4.10

介護ロボットを⼀緒に使ってみませんか?
【名古屋市】介護ロボット導⼊効果検証事業協⼒事業所の募集

介護ロボットを⼀緒に使ってみませんか? 【名古屋市】介護ロボット導⼊効果検証事業協⼒事業所の募集   名古屋市では、介護従業者の負担軽減や定着、介護の質の向上を⽬的として、介護ロボットの活⽤を推進するため、令和元年10⽉より「介護ロボット等活⽤推進事業」を実施しています。 この事業の⼀つとして、介護保険事業所における介護ロボットの導⼊の効果を検証しています。 対象事業所 名古屋市内で運営(開設後3年以上) 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 介護医療院 介護療養型医療施設 特定施設入居型生活介護事業所 認知症高齢者グループホーム 導⼊費⽤の補助が受けられます  効果検証を⾏う介護ロボットは、移乗⽀援、移動⽀援、排泄⽀援、見守り支援を対象とし、協⼒事業所には機器の購⼊費⽤の3/4(補助上限100万円×3/4)が補助されます。 サポート体制  効果検証の実施にあたっては、事業所の課題分析や機種の選定、導入後の効果検証業務について、なごや福祉用具プラザの専門職(リハビリテーション工学技師、ソーシャルワーカー、作業療法士、看護師等)が一体となって協力事業所をサポートします。 伴走支援をします 効果検証事業に関するお問い合わせ  令和5年4月中旬頃より募集を開始します。 詳しくは、なごや福祉⽤具プラザホームページ、NAGOYAかいごネット事業所向けページにてご案内します。 なごや福祉⽤具プラザ NAGOYAかいごネット事業所向けページ これまでの取り組み 令和元年度 社会福祉法人なごや福祉施設協会 特別養護老人ホームなごやかハウス三条 HAL®腰タイプ介護・自立支援用 CYBERDYNE㈱  介護動作時の腰部負荷や腰痛発生リスクを低減することを目的とした介護支援用途」と、要介護状態の方が弱った足腰などの身体機能の向上を目的とした「自立支援用途」で使用して頂けます。  検証前から施設の腰部負担軽減の取り組みとしてスライディングボードの積極的に利用されていましたが、夜勤時、中腰姿勢を取りやすい場面においての腰部負担が課題となっており、移乗支援(装着)の介護ロボットを導入したところ、腰部負担の改善が認められました。 令和2年度 医療法人幸世会 介護老人保健施設セントラル内田橋 移乗サポートロボットHug T1-02 ㈱FUJI  ベッドから車椅子への乗り移りやトイレで車椅子から便座への乗り移り介助をサポートします。 ご利用者を前から抱え上げて、幅広い体格の方に対し、コンパクトに移動ができます。  職員の移乗時における身体負担軽減や利用者のトイレでの排泄機会の増加の効果が認められたほか、機器の使用にあたっての課題も見つかり、より効果的な活用に向けての検討を行うことができました。 令和2年度 医療法人純正会 介護老人保健施設太陽 見守りライフ トーテックアメニティ㈱  ベッドから車椅子への乗り移りやトイレで車椅子から便座への乗り移り介助をサポートします。 ご利用者を前から抱え上げて、幅広い体格の方に対し、コンパクトに移動ができます。  転倒・転落のリスクのある利用者の見守り支援機器を導入したところ、危険察知・対応までの時間が短縮され、介護時の心身の負担が軽減につながりました。 行動パターンの把握から未然に事故を防ぐことができるようになり、今後の更なる活用を目指すことになりました。 令和3年度 医療法人純正会 介護老人保健施設太陽 次世代予測型見守りシステムNeos+Care(ネオスケア) ノーリツプレシジョン㈱  転倒事故予防として様々な危険動作の予兆を高精度で検知し、端末で確認ができます。 居室の状況はプライバシーに配慮したシルエット画像。 入居者の状態把握ができることで個別のケアに活かせます。  映像型センサーによるモニタリングで行動把握が行いやすくなり、タイミングのよい介助を行うことができ事故防止につながりました。 また事故の状況を分析することで、残存能力に合った転倒防止策を検討し、安全に配慮した生活環境づくりに活かすことができました。 令和元年度〜4年度 介護ロボット導入効果検証協力事業所 社会福祉法人なごや福祉施設協会 特別養護老人ホームなごやかハウス三条 HAL®腰タイプ介護・自立支援用 医療法人幸世会 介護老人保健施設セントラル内田橋 移乗サポートロボットHugT1-02 社会福祉法人九十九会 特別養護老人ホームユートピアつくも ラクニエ 医療法人純正会 介護老人保健施設太陽 見守りライフ 社会福祉法人華陽会 特別養護老人ホームサービスネットワーク南陽 Neos+Care 医療法人杏林会 介護老人保健施設リハビリパーク黒川 HugL1 介護ロボットの総合相談窓⼝  なごや福祉⽤具プラザでは、「介護ロボット等活⽤推進事業」の⼀つとして、介護ロボットの総合相談窓⼝を開設しています。  介護ロボットを導⼊してみたけどあまり上⼿く活⽤できていない、他の施設の状況はどうなの? 最新の介護ロボットの情報やセミナーを探しているんだけど? 実物を⾒る場所やイベントはないかな? 介護ロボットの導⼊補助⾦はあるの? といったお声に、介護ロボット専⾨相談員がお答えします。 YouTube、メルマガの配信、介護ロボット導⼊活⽤セミナー、⼤規模展⽰会も企画・運営しています。 令和3年度 実績 相談方法 来所 1702件 訪問 46件 電話・メール 88件 その他 134件 分野別相談件数 移乗⽀援 576件 移動⽀援 215件 ⾒守り⽀援 451件 排泄⽀援 472件 ⼊浴⽀援 37件 介護業務⽀援 1件 その他 104件 介護ロボットの総合相談窓⼝  効果検証に採択された協⼒事業所と介護ロボットメーカーの協⼒を得ながら、より現場に即した介護ロボットの導⼊・活⽤・普及を⽬指します。 他の施設の取り組みを知りたい、実際の導⼊・活⽤場⾯をみたい、機器の開発のアドバイスを受けたいなど、使い⼿、作り⼿が⼀緒になって、介護ロボットの普及・啓発にとり組んでいきます。 介護ロボット事業の情報収集は なごや福祉⽤具プラザホームページ 介護ロボット機器⼀覧、イベント情報、これまでの事業報告書など なごや福祉⽤具プラザYouTubeチャンネル 介護ロボット紹介、メーカープレゼンテーション、セミナー動画など

2019.7.12

第22回 国際福祉健康産業展 ウェルフェア2019レポート

第22回 国際福祉健康産業展 ウェルフェア2019レポート  2019年5月30日(木)〜6月1日(土)の期間中、22回目となる「国際福祉健康産業展 ウェルフェア2019」が開催され、なごや福祉用具プラザも、生活を豊かに、そして便利にする福祉用具の展示を行いました。 東海地区で最大規模の福祉関連イベントとして、会期中は多くの方がプラザの展示ブースに足を運んでくださいました。  会場では展示のほか、実際に体験することのできる福祉用具も用意し、ご来場の方に使っていただくことで、普段あまり触れることのない福祉用具にも興味を持っていただけたと思います。  併せて、技術ボランティアによる便利グッズの展示・相談も行い、これらの道具が特別なものではなく“身近にある”福祉用具だとアピールできたのではないかと思います。 最後になりましたが、ウェルフェア2019への出展にあたり、多く方々にご協力をいただきました。 ありがとうございました。 令和の新時代を迎え、現在も一線で使われる定番のものから介護ロボットを代表するAI搭載品まで、福祉用具の現在とこれからを一同に展示しました 技術ボランティアのブースでは、被服・製作・自助具・パソコンの各コーナーを設け、展示・相談を行いました

2016.3.15

防水カバー付きクッションの製作

防水カバー付きクッションの製作  頸髄損傷の男性から入浴時のクッションについてご相談がありました。 これまでシャワーキャリーにウレタンクッションを載せてその上に座って身体をヘルパーに洗ってもらっていましたが、そのクッションがへたってきてしまい、完全に乾くことがなかったためカビも発生したとのことでした。 そこで防水カバー付きのクッションを作ることにしました。 以下の材料で作ることができます。 材料リスト 防水生地 適量 ファスナー 2本 均一ウレタン 400×400×75mm 1枚 材料費は1個6,000円程度 作り方  ウレタンの中央あたりに穴を開けます。 穴は円錐上で上側が小さく、下側を大きくします。 この形で防水カバーを掛けます。 このカバーは脱着できるように、外周と内周の穴部分にファスナーを取り付けます。 工夫した点と使い方  ウレタンの穴は上側と下側で大きさが違っています。 これは本人が入浴前に排泄を行うのにヘルパーから摘便をしてもらっているので、座面下からの視認性を高めるために下側の穴が大きくなっています。 今回、市販品もなかったことから防水カバー付きのクッションを製作しましたが、穴の開いたクッションにカバーをかけること及び、その脱着を容易にすることに大変苦労しました。 クッション外観(カバーをズラした様子) シャワーキャリーに載せた様子 なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。 お気軽にご相談ください。

2015.11.15

爪切り台の製作

爪切り台の製作  リウマチのある女性から爪切りについてのご相談がありました。 これまで爪を自分で切ることはなく、介助者に切ってもらっていたそうです。 しかし「気兼ねなく、自分でやりたい。 」と、ご本人が使える爪切りを探していたとのことです。 プラザにはボランティアさんの製作見本で台付き爪切りや片手爪切りがあります。 それらをご本人に試していただきましたが、台が高かったり、障害で指がなかなかまっすぐに伸びないため、すべての指の爪をうまく切ることができませんでした。 「指ごとに爪切りの位置を変えれば、うまく切れるかもしれない。 」とのご本人の発言から、まず台を低くし、爪切りの刃先が円弧状に回転して切る位置が変わる爪切りを作ることにしました。 材料リスト アクリル板 適量 木材 適量 爪切り 1本 ネジ 2本 調整用ツマミ 2本 材料費は1個700円程度 作り方  ネジ及び調整用ツマミ部分と縁を残して、台座の木材裏面を削り出します。 アクリル板を半円にカットし、調整ツマミが通る円弧状の穴を開けます。 爪切りは延長の柄を付けてネジで半円のアクリル板に固定し、台座に調整用ツマミを取り付けます。 工夫した点と使い方  当初、本人から重くて持てないと言われたため、裏面を削り出して爪切り全体を軽くしました。 また、ふちを残すことで、ご本人が持ちやすく指をかけやすくなるよう工夫をしました。 使い方は、左右のツマミをゆるめてから半円状のアクリル板をずらし、回転角度は左右30度ずつ振ることができるので、位置を決めて調整ツマミで固定し、爪を刃先へ持っていき、柄を押して切ります。 爪切り概観 裏面の様子 なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。 お気軽にご相談ください。

2015.7.15

入浴カランへのレバーの取付

入浴カランへのレバーの取付  障害のある方が多数入所する施設の男性職員から、共同浴室改装による入浴カランについてのご相談がありました。 これまでカランは蛇口式でしたが、新しいものは筒状で、ひねって回す動作によって水やお湯が出るタイプだそうです。 入所している方には手の不自由な方もおられ、このタイプでは操作が難しいので、レバー式にして操作しやすくしてほしいとの要望がありました。 そこで、後付けして固定でき、カランを回しやすくするレバーを作ることにしました。 材料リスト アクリル板 適量 ステンレス製ネジ 4本 材料費は1個400円程度 作り方  カランの短いレバーをアクリル板で両側から挟み込みします。 そこへ4か所に穴を開けてネジを挿入し、ナット閉めして固定します。 工夫した点と使い方  男性職員から、まずは1個作ってほしいと依頼されましたが、使い勝手が良かったとのことで、「あと4個作ってほしい。 入所者にわかりやすくするため、すべて違う色で作ってほしい」と追加依頼があり、合計5個、5色で製作しました。 またレバーは手全体での操作だけではなく、指をかけて操作もできるように手前に直径20mmの穴を開けました。 なお、「プラザで作ってもらったレバーは入所者に好評で、カランが操作しやすくなった」との感想をいただきました。 入浴カランにレバーを取り付けた様子 5色のレバー なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。 お気軽にご相談ください。

2015.3.15

パソコンの操作スイッチ(オペレートナビ利用)

パソコンの操作スイッチ(オペレートナビ利用)  60代の脳性まひの男性からパソコンの操作スイッチ(オペレートナビ利用)についてご相談がありました。 このスイッチは10年以上、修理しながら使い続けているそうです。 ご本人から今後、完全に壊れてしまわないか不安なので、同じスイッチを作ってほしいと要望がありました。 そこで3Dプリンタを使ってスイッチを作ることにしました。 材料リスト プラスチック 適量 押しボタンスイッチ 1個 ケーブル線1m 1本 3.5mmφオスピンジャック 1本 材料費は900円程度 作り方  ご本人から操作スイッチをお借りして3Dスキャナで原型データを読み込みます。 そのデータを元に3Dプリンタで成形します。 そこへ押しボタンスイッチを埋め込み、ケーブル線とピンジャックを取り付けます。 工夫した点と使い方  握りが同じなので、使いやすくて安心しました。 今後は、プラザで作ってもらったスイッチを使い、既存スイッチは予備として保管しておきます。 ご本人の使っているスイッチ 3Dプリンタで新たに製作したスイッチ なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。 お気軽にご相談ください。

2014.11.15

パジャマのファスナーを強度のあるものに交換

パジャマのファスナーを強度のあるものに交換  プラザ利用者のご家族からの相談で、ご家族の生活が安定した例を紹介します。  ご家族の方から本人の着ているパジャマについてのご相談がありました。 洗い替えも含めた3着のパジャマのうちの1着がファスナーの強度が弱く、認知症のある本人が強引に両手で引っ張り外してしまう。 本人がファスナーを外せないように、強度のあるファスナーに交換してほしいと要望されました。 材料リスト ファスナー(ピンク色)100cm程度 2本 材料費は400円程度 作り方  既存の脚部と体幹部にあるファスナー(白色、灰色)を外して、生地と同じピンク色のファスナーを縫い付けました。 工夫した点と使い方  本人は自身でのパジャマの着脱意思が強くあるため、ファスナーを引っ張り外すのではないかと考えました。 そこで脚部と体幹部にあったファスナーを現在のものよりも強度を上げて外れないようにするだけではなく、見栄えがよくなるようにパジャマの生地と同色のファスナーに交換しました。  ご家族は、パジャマのファスナーが外れなくなったと喜んでおられました。 ファスナー交換前 ファスナー交換後 なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。 お気軽にご相談ください。

2022.7.14

福祉・医療・健康の総合展 ウェルフェア2022 開催

福祉・医療・健康の総合展 ウェルフェア2022 開催 26日には河村たかし名古屋市長が会場を視察に訪れました。 主催 名古屋国際見本市委員会 (公財)名古屋産業振興公社 (社福)名古屋市総合リハビリテーション事業団  2022年5月26日(木)〜28日(土)の3日間、吹上ホールで「ウェルフェア2022」が開催されました。 「ウェルフェア」は、これまで名古屋市で22回開催実績のある福祉・医療・健康に関する総合展です。  《住み慣れた街でいつまでも自分らしい暮らしを》をスローガンに、『地域包括ケアシステム』の深化・推進を啓発していく場としてリニューアルされ、3日間を通じて9,750名が来場されました。 展示  なごや福祉用具プラザのブースでは、年齢や障害の有無にかかわらず、その人らしい暮らしを応援するために様々な福祉用具を展示しました。 約130点の福祉用具をご紹介し、ブースに足を運んでくださった方からたくさんのご相談をいただきました。 排せつケア相談支援事業コーナー 介護ロボットコーナー 車いす・歩行器コーナー 入浴関連用具コーナー 自助具製作コーナー 被服ボランティア紹介・相談コーナー ICTボランティア、パソコン・スマホ相談コーナー パラスポーツの紹介  なごや福祉用具プラザでは、スポーツを楽しむための道具の工夫・調整を通して、障害のある方のスポーツ参加を支援しています。 2026年に第5回アジアパラ競技大会が愛知・名古屋で開催されることもあり、パラスポーツの紹介コーナーを設けました。 名古屋市障害者スポーツセンターと連携して競走競技用およびバスケットボール用車いすを展示し、たくさんの方に試乗体験していただきました。 介護ロボット導入・活用セミナー  26日(木)、27日(金)には「介護ロボット導入・活用セミナー」が開催されました。 26日には移乗支援機器、27日には見守り支援機器をテーマに、機器紹介、導入事例紹介と介護ロボット企画展会場での展示・体験会が行われました。 5月26日 移乗支援機器の紹介、導入事例紹介・体験会 介護ロボット等活用推進事業の紹介・介護ロボットの導入視点の解説 なごや福祉用具プラザ 長尾美幸 移乗支援機器の紹介「HugT1-02」 株式会社FUJI 中根伸行氏 移乗支援機器の導入事例紹介 R2年度介護ロボット導入効果検証協力事業所 医療法人幸世会セントラル内田橋 森智之氏 5月27日 見守り支援機器の紹介、導入事例紹介・体験会 介護ロボット等活用推進事業の紹介・介護ロボットの導入視点の解説 なごや福祉用具プラザ 長尾美幸 見守り支援機器の紹介「Neos+Care(ネオスケア)」 株式会社ノーリツプレジジョン 宝溝誠治氏 見守り支援機器の導入事例紹介 R3年度介護ロボット導入効果検証協力事業所 社会福祉法人華陽会 特別養護老人ホーム サービスネットワーク南陽 山室薫氏 介護ロボット企画展での体験会の様子

2022.5.7

名古屋市介護ロボット等活用推進事業「介護ロボットなごやフェスタ2021」開催 第3回テーマ『見守り・介護業務支援』

名古屋市介護ロボット等活用推進事業 「介護ロボットなごやフェスタ2021」開催 第3回テーマ『見守り・介護業務支援』 主催 社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団 なごや福祉用具プラザ 名古屋市  2022年2月25日(金)~27日(日)、なごや福祉用具プラザにて「介護ロボットなごやフェスタ2021」を開催しました。  去年まで厚生労働省の事業として「介護ロボットあいち・なごやフォーラム」という名称で開催していたイベントを、今年は名古屋市の「介護ロボット等活用推進事業」独自のイベントとしてなごや福祉用具プラザと名古屋市が主催しています。  第1回の『移乗』を皮切りに、第2回は『排泄・入浴・移動』、今回は『見守り・介護業務支援』をテーマに展示・体験・相談会とWebセミナーのYouTube配信を行います。  Webセミナーは、なごや福祉用具プラザのYouTubeチャンネルで公開し、「いつでも、どこでも、なんどでも」必要な情報をお届けします。 Webセミナー2022年2月開催分 プログラム 介護ロボットメーカー プレゼンテーション トーテックアメニティ㈱ パラマウントベッド㈱ キング通信工業㈱ ㈱バイオシルバー ノーリツプレシジョン㈱ パナソニック㈱ ㈱リコー 積水化学工業㈱ シーホネンス㈱ ㈱アズパートナーズ TANOTEC㈱ 導入活用事例紹介 「施設での転倒リスクへの取り組み」 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 健康長寿支援ロボットセンター 導入のポイント(なごや福祉用具プラザ) 行政説明・自治体の取組紹介 愛知県 介護ロボット導入支援事業補助金について 名古屋市 介護ロボット等活用推進事業について プログラムは「なごや福祉用具プラザYouTubeチャンネル」でご覧いただけます  見守り・介護業務支援機器は使用する場面を再現しての体験や実演も行われました。 また、参加者から寄せられた機器の利用に関する相談に対する提案もさせていただきました。 相談・提案の一例 既存の離床マットセンサーは、立ち上がり後に通知がされるため職員の駆けつけが間に合いません。 転倒リスクを減らすことができる介護ロボットはありますか? ベッド上で動き始める段階で通知できるものがあります。 検知速度が速く、素早い駆けつけができるため、転倒リスクを減らすことができます。 動き出しの検知に3-4秒もかかると訪室が間に合わず、転倒する利用者がいます。 検知の速い見守りの介護ロボットはありますか。 検知速度は通信環境による影響もあります。 特にWi-Fi環境の場合、作動速度を事前に確認しましょう。 また、見守り機器は心拍や呼吸から状態を把握するタイプと、動作をカメラで解析し行動を把握するタイプがあります。 どちらのタイプも離床を検知することができますが、仕様によって検知速度が異なりますので、実際に試用して使用目的に合うタイプを検討することが大切です。 「見守り・介護業務支援」介護ロボット トーテックアメニティ㈱ 見守りライフ ベッド脚に敷いた荷重センサから得られる情報により、利用者のベッド上の動きを検知し、パソコンやスマートフォンで表示・通知する見守りシステムです。 レンタル2,000円/月~ 製品ページ パラマウントベッド㈱ 見守り支援システム「眠りSCAN」 マットレスの下に設置したセンサにより、体動・活動量を測定するシステムです。 睡眠・呼吸・心拍数をリアルタイムで表示ができ、記録としても保存できます。 活用することにより、職員の負担軽減・利用者の生活習慣改善にお役立て頂けます。 製品ページ キング通信工業㈱ シルエット見守りセンサ シルエット画像で判別することによって、利用者のプライバシーに配慮しながら、徘徊やベッドからの落下などの問題を未然に解決することが可能です。 不要な訪室を減らし、履歴から何が起こったのか確認できます。 製品ページ ㈱バイオシルバー 見守り介護ロボット aams(アアムス) ベッドのマットレス下に敷く非接触型のセンサーです。 ご利用者から離れたところでもWi-Fi環境があれば、パソコンやスマートフォンでご利用者の心拍・呼吸・離床・睡眠の状態を見ることができるので、見守りなどにお役立ていただけます。 製品ページ ノーリツプレシジョン㈱ 次世代予測型見守りシステム Neos+Care(ネオスケア) 倒事故予防として様々な危険動作の予兆を高精度で検知し、端末で確認ができます。 居室の状況はプライバシーに配慮したシルエット画像。 不要な訪室の削減が可能。 入居者の状態把握ができることで個別のケアに活かせます。 介護記録システムやインカムとの連携も検討できます。 製品ページ パナソニック㈱ ICT介護業務支援サービス LIFELENS(ライフレンズ) ベッド装着型の体動センサーと、居室内の映像センサーにより在床状況や睡眠・心拍呼吸レベルおよび、居室内の映像情報を離れたケアの現場からいつでも確認でき、スタッフの状況確認作業を大きく負担軽減することが可能です。 映像はプライバシーに配慮した加工も可能です。 製品ページ ㈱リコー リコーみまもりベッドセンサーシステム ベッドの脚に設置した荷重センサーが利用者様の状態を検知します。 ベッド上での活動状態を常時確認できます。 8種類のアイコンで、動き出し・起き上がり・端座位・離床などの行動を表示します。 製品ページ 積水化学工業㈱ 離床検知センサー ANCIEL(アンシエル) 独自開発の高精度センサーにより、離床までの段階検知が出来ます(体動・起始・起上)。 離床検知・心拍呼吸データの取得が可能です。 スマホ・PCでの一括管理も行えます。 製品ページ シーホネンス㈱ ベッド内蔵型離床センサー iサポート ベッドをお使いの方の起き上がり・離床等の状態を検知してナースコールに通知するベッド内蔵型の離床センサーです。 「iサポート」を適切に利用することにより、より安全な療養環境の実現と、介護負担軽減が期待できます。 製品ページ TANOTECH㈱ モーショントレーニングシステムTANO 非装着・非接触型のモーショントレーニングツール(ソフトウェア)。 センサーの前に立つだけで体の骨格や音声を読み取り、直感的に楽しく運動することができます。 利用には、制御システム(WindowsPC)、センサー(Kinectなど)、モニター等が必要になります。 製品ページ ㈱アズパートナーズ EGAO link ご入居者様の情報がスマホ1台で把握でき、記録と連動するシステム。 下記のナースコールや見守り機器などと連携した仕組みで業務効率化を図ります。 「眠りスキャン」「Vi-nurse」「CAREKARTE」「ナースコールゲートウェイ」 製品ページ なごや福祉用具プラザでは、「介護ロボット等活用推進事業スキーム」として、3つのステップによる問題解決を行っています。 見たい・使ってみたい 普及啓発 介護ロボットの常設展示 月1回セミナーを開催 地域の介護イベントや職能団体の研修会参加、介護現場へ出向いたセミナーも行います。 現場に合うものを選びたい・試したい コンサルティング・マッチング  専門職が介護現場の課題にあわせた介護ロボットの選び方を助言します。 介護現場へ出向いてお試しも実施します。 お問合せは下記の介護ロボット問い合わせ担当窓口へ電話・メールでお気軽にどうぞ! 導入をして効果を出したい 介護ロボット導入効果検証  介護ロボットの活用方法や効果を検証します。 その結果を発表することで普及促進を図ります。 介護ロボット導入補助金(最大100万円・補助率3/4)もあります。  以上のステップを通して正しく状況を把握することで、介護従事者の負担低減、介護の質向上につながる機器の導入・活用を目指しています。 介護ロボットの問い合わせ 【TEL】052-851-0051 【mail】robot@nagoya-rehab.or.jp

2022.5.7

名古屋市介護ロボット等活用推進事業「介護ロボットなごやフェスタ2021」開催 第2回テーマ『排泄・入浴・移動』

名古屋市介護ロボット等活用推進事業 「介護ロボットなごやフェスタ2021」開催 第2回テーマ『排泄・入浴・移動』 主催 社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団 なごや福祉用具プラザ 名古屋市  2022年1月27日(木)~29日(土)、なごや福祉用具プラザにて「介護ロボットなごやフェスタ2021」を開催しました。  去年まで厚生労働省の事業として「介護ロボットあいち・なごやフォーラム」という名称で開催していたイベントを、今年は名古屋市の「介護ロボット等活用推進事業」独自のイベントとしてなごや福祉用具プラザと名古屋市が主催しています。  前回(2021年12月)の『移乗』を皮切りに、今回は『排泄・入浴・移動』、2022年2月には『見守り・介護業務支援』をテーマに展示・体験・相談会とWebセミナーのYouTube配信を行います。  Webセミナーは、なごや福祉用具プラザのYouTubeチャンネルで公開し、「いつでも、どこでも、なんどでも」必要な情報をお届けします。 Webセミナー2022年1月開催分 プログラム 介護ロボットメーカー プレゼンテーション ㈱アム アロン化成㈱ 日本セイフティー㈱ ㈱ウィズ ㈱金星 RT.ワークス㈱  ㈱今仙技術研究所 導入活用事例紹介 「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォームについて」 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 健康長寿支援ロボットセンター 導入のポイント(なごや福祉用具プラザ) プログラムは「なごや福祉用具プラザYouTubeチャンネル」でご覧いただけます  移動支援機器は使用する場面を再現しての体験、歩行支援機は装着して試すことができ、排泄・入浴支援機器は動作の実演も行われました。  また、参加者から寄せられた介護や機器の利用に関する相談に対する提案もさせていただきました。 相談・提案の一例 ■排泄にまつわる臭いの課題 自動ラップ機能や水洗化機能を生かした機器の紹介、活用方法を提案しました。 ■歩行が不安定な方の荷物の運搬 電動アシスト機能付歩行車を使用する方法を提案しました。 ■パーキンソニズムのある方の移動 自動で歩行速度を調整する電動歩行車を提案しました。 ■坂道の上に自宅があり移動に不安がある方 電動アシスト機能付歩行車の特性を生かした提案をしました。 ■皮膚が弱い方、褥瘡がある方の洗体 ウルトラファインバブルを生かした皮膚へのダメージが少ない洗体方法を提案しました。 「排泄・入浴・移動」介護ロボット ㈱アム 水洗式ポータブルトイレ 流せるポータくん3号 お部屋に排泄物を残さない水洗タイプのトイレです。 煩わしい後始末の必要がなく、臭いも気になりません。 給水排水は、壁に小さな穴を開けたり、窓などを利用して上水道管、下水道管に接続します。 一部介護保険対象品 製品ページ アロン化成㈱ 水洗ポータブルトイレ キューレット 水洗ポータブルトイレ。 工事が不要な真空ユニットとセットで使用の場合には、汚水は密閉容器に貯留でき、臭いの心配も不要。 押しやすいジェリービーンスイッチで洗浄操作も簡単です。 温水洗浄便座。 一部介護保険対象品 製品ページ 日本セイフティー㈱ 自動ラップ式トイレ ラップポン・ブリオ 処理に水を使わず、フィルムを熱圧着によって密封する自動ラップ式排泄処理ユニットを搭載したシンプルなポータブルトイレ。 臭いが気にならず、後始末もラップ済み袋を廃棄するだけで行えます。 介護保険対象品 製品ページ 日本セイフティー㈱ 自動ラップ式トイレ ラップポン・エール2 自動ラップ式排泄処理ユニットを搭載したポータブルトイレ。 アームサポートの跳ね上げ、キャスター付き、座面が後ろに倒れて後方介助が可能、ラップにしないときにはバケツに変えて使用も可能です。 介護保険対象品 製品ページ ㈱ウィズ 自動排泄処理装置 キュラコ 寝たまま排泄できる洗浄機能付きトイレ。 トイレへの移動や便の処理が困難な方などに使用します。 紙おむつを使用せず、専用カバーでレシーバーを陰部に装着し、排泄物を感知・吸引・洗浄・乾燥までを自動で行います。 介護保険対象品 製品ページ トリプル・ダブリュー・ジャパン㈱ 排泄予測デバイスDFree Personal 超音波により膀胱の膨らみを検知し、トイレのタイミングをスマートフォンにお知らせするウェアラブルデバイス(装着型の機器)。 法人向けDfree Professionalは複数の利用者の蓄尿量をリアルタイムで確認したり、排尿傾向が分析できます。 製品ページ TOTO㈱ バスリフト 浴槽での立ち座りや出入りをサポートします。 電動でシート部分が昇降するため、入浴介助の負担も軽減します。 介護保険対象品 製品ページ ㈱金星 ピュアット 極微細気泡のバブルにより、こすり洗い・ボディソープ不要で身体を洗浄できる入浴介助装置。 コンパクトなポータブルタイプなので、設置工事不要です。 製品ページ RT.ワークス㈱ ロボットアシストウォーカーRT.1 シルバーカータイプのロボットアシストウォーカー。 ハンドル部のセンサーや6軸モーションセンサーで人の動きや路面状況をセンシングしてアシスト・ブレーキ調整を行い、通信機能によるGPSでも見守り可能です。 製品ページ RT.ワークス㈱ ロボットアシストウォーカーRT.2 歩行車タイプのロボットアシストウォーカー。 坂道でも電動アシストで、安心・快適な歩行をサポートしてくれる歩行車です。 体を支えながら歩けます。 介護保険対象品 製品ページ アロン化成㈱ 歩行車リトルターン 電動アシスト付 電動アシスト機能で坂道でも快適に歩行ができます。 危険を察知して自動制御するので高齢者の方が安心してお出かけできます。 介護保険対象品 製品ページ ㈱今仙技術研究所 歩行支援機 ACSIVE 名古屋工業大学との共同開発で佐野明人教授の受動歩行理論に基づいて作られた装着型の歩行支援機。 無動力(モーターやバッテリーを使用しない)でバネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストします。 製品ページ ㈱今仙電機製作所 無動力歩行アシスト aLQ by ACSIVE 名古屋工業大学との共同開発で佐野明人教授の受動歩行理論に基づいて作られた装着型の歩行支援機。 無動力(モーターやバッテリーを使用しない)でバネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストします。 製品ページ なごや福祉用具プラザでは、「介護ロボット等活用推進事業スキーム」として、3つのステップによる問題解決を行っています。 見たい・使ってみたい 普及啓発 介護ロボットの常設展示 月1回セミナーを開催 地域の介護イベントや職能団体の研修会参加、介護現場へ出向いたセミナーも行います。 現場に合うものを選びたい・試したい コンサルティング・マッチング  専門職が介護現場の課題にあわせた介護ロボットの選び方を助言します。 介護現場へ出向いてお試しも実施します。 お問合せは下記の介護ロボット問い合わせ担当窓口へ電話・メールでお気軽にどうぞ! 導入をして効果を出したい 介護ロボット導入効果検証  介護ロボットの活用方法や効果を検証します。 その結果を発表することで普及促進を図ります。 介護ロボット導入補助金(最大100万円・補助率3/4)もあります。  以上のステップを通して正しく状況を把握することで、介護従事者の負担低減、介護の質向上につながる機器の導入・活用を目指しています。 介護ロボットの問い合わせ 【TEL】052-851-0051 【mail】robot@nagoya-rehab.or.jp