主催
2022年2月25日(金)~27日(日)、なごや福祉用具プラザにて「介護ロボットなごやフェスタ2021」を開催しました。
去年まで厚生労働省の事業として「介護ロボットあいち・なごやフォーラム」という名称で開催していたイベントを、今年は名古屋市の「介護ロボット等活用推進事業」独自のイベントとしてなごや福祉用具プラザと名古屋市が主催しています。
第1回の『移乗』を皮切りに、第2回は『排泄・入浴・移動』、今回は『見守り・介護業務支援』をテーマに展示・体験・相談会とWebセミナーのYouTube配信を行います。
Webセミナーは、なごや福祉用具プラザのYouTubeチャンネルで公開し、「いつでも、どこでも、なんどでも」必要な情報をお届けします。
見守り・介護業務支援機器は使用する場面を再現しての体験や実演も行われました。また、参加者から寄せられた機器の利用に関する相談に対する提案もさせていただきました。
既存の離床マットセンサーは、立ち上がり後に通知がされるため職員の駆けつけが間に合いません。 転倒リスクを減らすことができる介護ロボットはありますか?
ベッド上で動き始める段階で通知できるものがあります。 検知速度が速く、素早い駆けつけができるため、転倒リスクを減らすことができます。
動き出しの検知に3-4秒もかかると訪室が間に合わず、転倒する利用者がいます。 検知の速い見守りの介護ロボットはありますか。
検知速度は通信環境による影響もあります。特にWi-Fi環境の場合、作動速度を事前に確認しましょう。また、見守り機器は心拍や呼吸から状態を把握するタイプと、動作をカメラで解析し行動を把握するタイプがあります。どちらのタイプも離床を検知することができますが、仕様によって検知速度が異なりますので、実際に試用して使用目的に合うタイプを検討することが大切です。
トーテックアメニティ㈱
ベッド脚に敷いた荷重センサから得られる情報により、利用者のベッド上の動きを検知し、パソコンやスマートフォンで表示・通知する見守りシステムです。レンタル2,000円/月~
製品ページパラマウントベッド㈱
マットレスの下に設置したセンサにより、体動・活動量を測定するシステムです。睡眠・呼吸・心拍数をリアルタイムで表示ができ、記録としても保存できます。活用することにより、職員の負担軽減・利用者の生活習慣改善にお役立て頂けます。
製品ページキング通信工業㈱
シルエット画像で判別することによって、利用者のプライバシーに配慮しながら、徘徊やベッドからの落下などの問題を未然に解決することが可能です。不要な訪室を減らし、履歴から何が起こったのか確認できます。
製品ページ㈱バイオシルバー
ベッドのマットレス下に敷く非接触型のセンサーです。ご利用者から離れたところでもWi-Fi環境があれば、パソコンやスマートフォンでご利用者の心拍・呼吸・離床・睡眠の状態を見ることができるので、見守りなどにお役立ていただけます。
製品ページノーリツプレシジョン㈱
倒事故予防として様々な危険動作の予兆を高精度で検知し、端末で確認ができます。居室の状況はプライバシーに配慮したシルエット画像。不要な訪室の削減が可能。入居者の状態把握ができることで個別のケアに活かせます。介護記録システムやインカムとの連携も検討できます。
製品ページパナソニック㈱
ベッド装着型の体動センサーと、居室内の映像センサーにより在床状況や睡眠・心拍呼吸レベルおよび、居室内の映像情報を離れたケアの現場からいつでも確認でき、スタッフの状況確認作業を大きく負担軽減することが可能です。映像はプライバシーに配慮した加工も可能です。
製品ページ㈱リコー
ベッドの脚に設置した荷重センサーが利用者様の状態を検知します。ベッド上での活動状態を常時確認できます。8種類のアイコンで、動き出し・起き上がり・端座位・離床などの行動を表示します。
製品ページ積水化学工業㈱
独自開発の高精度センサーにより、離床までの段階検知が出来ます(体動・起始・起上)。離床検知・心拍呼吸データの取得が可能です。スマホ・PCでの一括管理も行えます。
製品ページシーホネンス㈱
ベッドをお使いの方の起き上がり・離床等の状態を検知してナースコールに通知するベッド内蔵型の離床センサーです。「iサポート」を適切に利用することにより、より安全な療養環境の実現と、介護負担軽減が期待できます。
製品ページTANOTECH㈱
非装着・非接触型のモーショントレーニングツール(ソフトウェア)。センサーの前に立つだけで体の骨格や音声を読み取り、直感的に楽しく運動することができます。利用には、制御システム(WindowsPC)、センサー(Kinectなど)、モニター等が必要になります。
製品ページ㈱アズパートナーズ
ご入居者様の情報がスマホ1台で把握でき、記録と連動するシステム。下記のナースコールや見守り機器などと連携した仕組みで業務効率化を図ります。「眠りスキャン」「Vi-nurse」「CAREKARTE」「ナースコールゲートウェイ」
製品ページ見たい・使ってみたい
現場に合うものを選びたい・試したい
専門職が介護現場の課題にあわせた介護ロボットの選び方を助言します。介護現場へ出向いてお試しも実施します。お問合せは下記の介護ロボット問い合わせ担当窓口へ電話・メールでお気軽にどうぞ!
導入をして効果を出したい
介護ロボットの活用方法や効果を検証します。その結果を発表することで普及促進を図ります。介護ロボット導入補助金(最大100万円・補助率3/4)もあります。
以上のステップを通して正しく状況を把握することで、介護従事者の負担低減、介護の質向上につながる機器の導入・活用を目指しています。
介護ロボットの問い合わせ
【TEL】052-851-0051 【mail】robot@nagoya-rehab.or.jp