なごや福祉用具プラザにて、ご利用者の皆さまからいただくご相談の一例を紹介します。
プラザへ来所される方の中には、靴を見に来られる方が多くいらっしゃいます。「どのような靴を選べばよいですか」と尋ねられることも少なくありません。つま先が引っかかる、足がむくんで靴に入らない、靴底がいつも外側(または内側)ばかり減ってしまうなど、困りごとはさまざまです。
サイズは足の長さ(足長)、足の幅(ワイズ)を測定します。それを目安に靴を選びます。
❶靴を履いた時、かかとを合わせる。(つま先を上に向けてかかとでトントンと床をたたく)
❷足の甲の部分を紐や面ファスナーでしっかり固定する。
❸靴の中で足の指が動かせること。(立位時、つま先に5~10mm程度の余裕があること)
❹足の親指の付け根や小指の付け根が靴にあたり、圧迫感や痛みがないこと。立位・歩行をして確認してください。
なごや福祉用具プラザでは、用途に応じたさまざまな靴を、実際にお試しいただけます。
かかとが硬くしっかりした靴や、指の付け根で正しく曲がる靴を選びましょう。
つまづきやすい方はつま先が反りあがっている靴や、滑りにくい靴底のものを選びましょう。
浮腫みがある方は伸縮性素材、面ファスナーなどで調整幅が大きいものを。夕方に浮腫む場合は夕方に選びましょう。
外反母趾の方はつま先部分が広くてゆったりした形で、患部を圧迫しにくい素材の靴を選びます。広すぎてもダメ! 足が前に滑り、指を圧迫してしまいます。しっかりと足の甲を固定しましょう。
靴の着脱に時間がかかる場合は履き口が大きく開き、マジックテープで留める靴を選びましょう。
糖尿病や足の感覚が鈍い方は靴ずれができないように、縫い目が少なく、足当たりが柔らかい、つま先に余裕がある靴を選びましょう。
偏平足の方は土踏まずの部分にフィットする盛り上がり(アーチサポート)がある靴を選びましょう。
加齢により筋力が低下、靭帯のゆるみなどで足裏のアーチが崩れて偏平足になりがちです。アーチが低下すると、足裏の痛みやタコ、魚の目、外反母趾の原因となります。また、膝関節痛、腰痛の原因にもなります。
靴の中で足が動くと靴ずれやタコの原因になります。痛みで歩行状態が不安定となり転倒する可能性があります。必ず両足試し履きをしてください。
足裏のアーチを支えるためにインソールの使用も有効です。靴メーカー以外のものでもOKです。
痛みがある場合は医師に相談してください。
靴は大きすぎても小さすぎても足に負担がかかります。サイズを合わせることで転倒予防ができます。安全に歩ける靴を選びましょう。
プラザに寄せられるご相談の中には、トイレでの排泄を安全・安心に行うための住宅改修や福祉用具に関する問い合わせが多く寄せられています。今回は当事者・介護する方それぞれがトイレを安全・快適に利用するための住宅改修や福祉用具、さらに対象となる助成制度についてご紹介します。
洋式トイレの便座の上に設置して座面を高くし、立ち座りのサポートや転倒防止、自力排泄を促します。
工事不要で便器に挟み込んで設置できる、後付けの手すりです。
※床にネジで固定する商品は住宅改修の対象となります。
床と天井の間に支柱を固定する、工事不要で設置できる手すりです。壁のない場所でも設置可能です。
壁に固定するタイプの手すり。縦・横型以外にも、L字手すりやトイレットペーパーホルダー(紙巻器)と手すりが一体化したタイプなどもあります。
介護保険 特定福祉用具購入
車いす型座面穴あき椅子で、トイレへの移動、排泄の介助に使用します。
介護保険 特定福祉用具購入
電動で垂直や斜めに便座が昇降し、座る・立つ動作をサポートします。
介護保険 特定福祉用具購入
既存の和式便器の上に設置し、工事不要で洋式トイレとして利用できます。
介護保険 福祉用具貸与
トイレの際に体の前方に設置し、前屈姿勢を取ることで、排便しやすくなります。
介護保険 住宅改修
壁に設置し、使用しない時は上下または左右に可動して収納できます。
介護保険 福祉用具貸与
起立や移乗をサポートし、介護者の抱え上げ動作を無くすことができます。